Mallmallトップ > 池田貞記
インデックス[さくいん] No.10
いけだていき
都城島津家の医師で、都城茶の振興に貢献した人物です。宝暦年間(1751~1764年)の初めごろ、銘茶の産地である京都の宇治に赴き、栽培法や製茶法を学びました。さらに創意工夫を加え、「甘露」「紅梅」「白梅」「千種」など都城茶の銘柄を生み出しました。宝暦7年(1757年)には桃園天皇に都城茶を献上し、褒美として茶碗などを下賜されています。こうした貞記の努力により、都城茶は上質の品として薩摩藩内はもちろん江戸でも評判となったのです。
件名 | 茶 |
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登録日 | 2018/04/23 |
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最終更新日時 | 2021/05/04 |