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地域の記憶、地域の伝統、それを継ぐことの意味を考える
2017文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞者
内容 | 吉原悠博氏の2つの映像作品「吉原家の140年(約30分)」「海をつぐこと(約7分)」を上映いたします。 |
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詳細 | 「吉原家の140年(約30分)」 東京を美術家の拠点としていた私は、故郷である新潟県の新発田市に、戻ることはないし、ましてや写真館を継ぐことなどできないと思っていた。しかし、ある日、実家の土蔵に眠る大量の写真を発見、その美しさに心を打ちのめされ、まるで先祖に導かれるように、吉原家のルーツを探す旅を始める。 美術とは何か? 家族とは何か? 未来に残すべきものは何か? 根源的なテーマに目覚めることになる。 「海をつぐこと(約7分)」 雄勝は豊かな広葉樹林からの豊穣な恵みが海に注ぎ込み、栄養豊富なプランクトンやミネラルが満ちた状態をはじめ、いくつもの好条件がそろっていることを知った。 伝統を継ぐこと、技術を継ぐこと、記憶を継ぐこと。継ぐことの中に、私は未来への道を感じた。 (本作品は、石巻市復興まちづくり情報交流館のために撮影、制作されたものです) 美術家 吉原悠博氏 1960年新潟県新発田市生まれ。140年の歴史を持つ新発田市「吉原写真館」館主。敬和学園大学非常勤講師。東京藝術大学油絵科卒業。 在学中、ニューヨークのアートスクールPratt Institute へ留学。1981‒2004年まで、東京とニューヨークを中心に活動。 新しいテクノロジーと絵画の融合、音楽家とのコラボレーション等、それまでの美術のフレームを超えるダイナミックな作品を制作。現在は、故郷である新潟県新発田市に活動の拠点を移し、地域の史実等を題材とした映像作品を多数発表し続けている。2017年に、文化庁メディア芸術祭第20回アート部門にて優秀賞を受賞。 |
日時 | 2018年4月28日 — 2018年5月27日 |
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場所 | プレビュースタジオ |
問い合わせ先 | 図書館 資料チーム 電話 0986-22-0239 |