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インデックス[さくいん] No.298
たのかんさあ
農民たちが豊作を願ってつくった石像で、主に田んぼのそばに立っています。江戸時代の初め頃からつくられるようになったとされ、その多くは旧薩摩藩領である鹿児島県と宮崎県諸県地方に分布しています。仏像型の系統と神像型の系統に分けられ、はじめは仏像や神像としてつくられたものが、徐々に動きのある表情豊かな農民の姿に変化していきました。都城市内に所在するものでは、享保9年(1724年)の銘をもつ高崎町前田の田の神が最古とされています。田の神信仰は全国的に見受けられますが、このような石造物として存在するのは珍しいとされます。
件名 | 田の神、農耕儀礼 |
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登録日 | 2018/04/23 |
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最終更新日時 | 2021/04/21 |