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インデックス[さくいん] No.337
とうじんまち
江戸時代における都城の町場のひとつです。天正17年(1589)年、北郷時久(ほんごうときひさ)が明より渡来した人々を安永(現在の庄内町)の諏訪神社付近に住まわせて町をつくり、そこを「唐人町」と呼んだのがはじまりといいます。北郷氏が文禄4年(1595年)に祁答院(現在の鹿児島県薩摩郡さつま町、薩摩川内市の一部)に移封され、慶長5年(1600年)に都城に復帰したときには、唐人町も常に同行しています。元和元年(1615年)の一国一城令後に北郷氏の新地移り(居城・都城から領主館への移転)にともない、現在の中町に移され、明治を迎えるまで存続しました。彼らの子孫は、江戸時代から現在に至るまで都城の産業を支える人材を多く輩出しました。
登録日 | 2018/04/23 |
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最終更新日時 | 2020/09/26 |