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インデックス[さくいん] No.465
めいどうかん
江戸時代の都城において、武士の子弟を対象として設けられた学校です。はじめ、安永7年(1778年)に稽古所として設立され、のちに御稽古所として都城領主の保護を受け整備されていきました。天明8年(1788年)には稽古館、安政3年(1856年)に明道館と改称しました。明道館では、「学制三章」という理念を掲げていました。これは、学頭の坂元正衡により提唱されたといわれ、現在でも明道館の系統を引く明道小学校の校舎に大きく刻まれ、児童たちに斉唱・継承されています。「学制三章」は、(1)人倫を明らかにすること、(2)礼儀を重んじること、(3)自ら率先して行うこと、という三章から成り、現在の都城の学校教育の指針として受け継がれています。
件名 | 郷中教育、寺子屋 |
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登録日 | 2018/04/23 |
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最終更新日時 | 2020/09/26 |