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インデックス[さくいん] No.66
かくれねんぶつ
江戸時代を通して浄土真宗の信仰が堅く禁じられた薩摩藩で、密かに信仰を続けた人々がいました。薩摩藩は浄土真宗に対し、厳しい取り締まりや弾圧をおこない、違反者には、武士身分の剥奪、村移し、流刑などの罰が下されたといいます。こうした禁制のなかで、信者たちは密かに地域ごとの講を組織し、山中や洞窟などで法座をひらき、信仰を続けていたのです。これをかくれ念仏といいます。信者が法座を開いた跡地(かくれ念仏洞)は、旧薩摩藩領だった都城市内にも数カ所残っています。
件名 | 隠れ念仏、かくし念仏、真宗 |
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登録日 | 2018/04/23 |
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最終更新日時 | 2020/10/06 |