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インデックス[さくいん] No.76
がっさんひわじょう
都城市高城町の市街地北部の台地上にあった山城で、「高城」(たかじょう)とも呼ばれます。南北朝期の南朝方武将・肝付兼重(きもつきかねしげ)が築城したと伝わります。暦応2年(1339年)、畠山直顕(はたけやまただあき)軍の攻撃により落城、その後は和田氏が城主となりますが、長禄3年(1459年)に島津忠国(しまづただくに)に敗れ、島津氏が領します。明応4年(1495年)以降は、島津忠昌(しまづただまさ)が伊東尹祐(いとうただすけ)と和睦した際に、伊東氏へ譲渡されますが、天文元年(1532年)から3年間の攻防戦の末、北郷氏が勝ち取り、北郷忠相(ほんごうただすけ)が本拠としました。文禄4年(1595年)には北郷氏の祁答院転封に伴い、伊集院氏の持城となりますが、慶長4年(1599年)の庄内合戦で落城し、再び北郷氏が領しました。そして、元和元年(1615年)の一国一城令により廃城となりました。
件名 | 都城市 |
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登録日 | 2018/04/23 |
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最終更新日時 | 2021/05/05 |