インデックス[さくいん] No.274
せんぐ撒き
せんぐまき
気になるもの
宮崎県の方言で、上棟式に餅を撒くことを「せんぐ撒き」といい、その餅を「せんぐ」といいます。語源については、はっきりしていませんが、若山甲蔵氏は『日向の言葉』(鉱脈社、2000年)にて、遷宮(神社で新しい社殿を造営し、旧社殿の御神体を移すこと)の儀式で「餅撒(モチマキ)」を行うが、このいわれにあやかり、一般の上棟式でも餅撒きが行われるようになったとしています。そして、「遷宮の餅撒」をとって「遷宮撒き」というようになったのだろうと述べています。
登録日 |
2018/04/23 |
最終更新日時 |
2020/10/06 |